“きらら通信”ご存知ですか

現在の「きらら通信」　毎月1000部発行

突然ですが、こちらの会報誌をご存知でしょうか。
ピンク色で、表紙には虹とおひさまのデザイン♪
小平市にお住まいの方でしたら、ご覧になったことのある方が多いことでしょう。

このたび、きらら通信の発行元「NPO法人 子育てサポートきらら」さんを取材させていただきました。
きららさんは、小平市内 の子育て支援団体で、お子さんの送迎、産前産後の支援、病児保育など「一時預かり事業」と市内7か所の「子育て広場事業」を展開されています。
その歴史は、なんと、まもなく17年！！
きらら通信は、発足当初から欠かさず毎月発行されていて、現時点2017年1月号はvol.187。

初期の「きらら通信」　毎月200～300部発行

こちらは、2001年6月号、vol.１。
表紙のイラストは、メンバーの方がデザインされたとのこと。
そのデザインがずっと受け継がれているなんて～素敵ですね。
子育てイベント情報、おすすめ絵本の紹介、料理レシピなど、内容もとっても充実していて魅力的！
公共施設などで入手できますので、ぜひ手に取ってみてください。

始まりは“子育て広場 きらら”から

長い年月、脈々と受け継がれてきた事業への想いは？始まりは？？
代表理事の井上さんに、お話を伺いました。

私が1歳と5歳の子どもを連れて事務所を訪ねると…
「きららには当然お子さん連れで来ていいのよ～」
井上さんは、そう笑顔で迎えてくださいました。
優しい笑顔と優しい口調に、心和らぎます。

2001年3月 津田広場オープン！
これが始まりだった、と語る井上さん。

ちょうど、上のお子さんが小学生、下のお子さんが幼稚園と、ご自身の子育てが少し落ち着いた頃。
小平市にまだ児童館も子育て広場もなかった頃。
公民館でサークル活動するうち出会った仲間3人で、広場を作ろうと意気投合し、津田町一丁目の都営団地集会室を拠点に始めたそうです。
週1回、午前中の2時間、近所のママたちがふらりと遊びにきて、おしゃべりしながら、子どもたちを遊ばせる。
「子育て広場 きらら」のスタートでした。
これが、第三小学校で、中央公民館で、白梅学園で、マンション共用スペースで…どんどん広がったといいます。
それだけニーズがあった証ですね！

現在では、中野産婦人科ホール、白梅学園大学内、大沼公民館、中央公民館、鈴木公民館、第四小学校、第三小学校にて、「きらら広場」として開催されています。

だっこ（中野産婦人科医院）

きらら中央

各広場、催しがあったり雰囲気も違いますので、ぜひブログをチェックして出かけてみてくださいね♪
http://blog.goo.ne.jp/kirara_kodaira

「結婚して小平に越してきて、出産して、知り合いもいなかった。
行き詰ったとき、声をかけてもらって、外に出られるようになった。」
そんな井上さんご自身の体験が、「今度は私が！！」と日々の活動の原動力になっているといいます。
また、声をかけられた方は、今きららスタッフとして一緒にお仕事されているという美談にも、ほっこり。
幸せの連鎖ですね。

親子のオアシス“きらら広場”

広場に出かけてみたところ…
「スタッフの方々との距離感が心地いい、のんびりできる。」
「予約なしに行けるのが気楽でいい。月1なので飽きない。」
ママたちは、口を揃えてそう言っていました。
元々は友だち同士でなく、広場でよく会うようになり仲良くなった、というママたちも。
子どもたちにとっても、ママたちにとっても、まさにオアシスのような存在となっているようです。

口に入れても大丈夫なようにと、乳児向けのおもちゃは手作りされていたり。
そんな配慮も嬉しい限りです。

頼りになります！きららの“一時預かり事業”

先駆的だった「広場事業」に続いて、やはり「一時預かり事業」も小平初の取り組みとして、スタート。
2003年1月～「子育てサポーター養成講座」は、カリキュラムをつくるところから始めたものでした。
当初15名ほどだったスタッフは、現在40名ほどに増え、月に200件ほど利用があるといいます。

また、2011年には、病児保育も始めています。
病児利用は実際のところ月3～5件と多くはないものの、お守りとして登録されている方も多いとか。
大切なお仕事や用事があるとき、万が一のときに預かってもらえる場所があるというのは、どれだけ心強いことか…
本当にありがたいことです。
急な依頼に応えてもらえるところも、きららさんならでは！
会員登録なしで、ビジターとして利用することも可能です！

利用方法や料金など、詳細はブログでご確認くださいね。
下記、料金表参考。

きららの保育コンセプトは
「子どもの気持ち、親の気持ちに寄り添って保育する。」

「子育ての主役はパパ・ママ。足りないことがあったら、お手伝いします！
気軽に遊びに来てください。お声かけください。」
こんな心強いメッセージをいただきました。

頼れる名脇役？！
「NPO法人 子育てサポートきらら」さんを、頼ってみてはいかがでしょうか(^^♪
きっと子育てが、気持ちが、楽になりますよ。