岩﨑美穗子(いわさき保育ママ)【認定家庭福祉員(保育ママ)】
駅からもママからも近距離
小川駅から徒歩3分。
電車で通勤するママたちにはうれしい立地にあるのが、
岩﨑美穂子さんが運営する、いわさき保育ママの自宅兼保育室。
保育室前に自転車を置いて出勤することも可能だとか。
団地や公園がすぐとなり。通りから少しだけ入ったところにあるので、
車通りも少なく送迎時も安心です。
地図を確認しながら訪ねると、通りから見える保育室には
にこにこ楽しそうな雰囲気の岩﨑ママの姿が見えました。
保育室の窓からも出入りが可能で、
「どうしても急いでいるときはここでお預かりすることもあるんですよ」
と話してくれました。
玄関を入るとすぐ右手が保育室。
保育ママをするために改築されたそうで、保育室に入る手前には小さな流しと
専用の冷蔵庫が完備されていました。
おむつや着替えなどは、クローゼット内のロッカーに収納できます。
2009年に開設したいわさき保育ママ。
3人の男の子を育てたお母さんでもあります。
すでに一番上のお子様は大学生で、まもなく社会人だとか。
ご自身の子どもが小さな頃は、子育てをしながら保育園勤務を経験されてきたとのこと。
知人の保育士経験者が保育ママをしている話を聞いたことが、
保育ママという働き方を選択をしたきっかけ。
それまでの保育園勤務で培ってきた経験を活かせることや、
もっとこうだったらいいのに!の想いを形にできるから…というのが
保育ママに進んだ理由だそうです。
実現したかったことの1つが「レスパイトケア・サービス」という考え方。
(レスパイトケアとは、育児・介護をしている家族にリフレッシュしてもらうため、
支援者が育児・介護を一時的に代替すること)
就労する保護者が、社会全体で見守られている安心感をもてるよう心掛けています。
開かれた保育ママ
保育ママは自宅兼でやっている方が多く、外から保育室が見えないところが多かったり、
情報が少なかったり、少し閉鎖的なイメージを持たれがち。
「だからこそ、もっとオープンにしたくって!」と話してくれました。
近所にはたくさん公園や児童館・図書館などがあり、毎日のように外へ遊びにいくそうです。
ミニ運動会など児童館のイベントにも積極的に参加し、地域との交流も盛ん。
近くの保育園のイベントに参加することや、
近所の保育ママとも交流があり一緒にお芋掘りなどのイベントをすることもあるとのこと。
普段は少人数できめこまやかな保育をしてもらいながらも、
大人数との交流も体験できるのはうれしいところですよね。
「私はとても恵まれている環境で保育ママができてるんです」と岩﨑ママ。
子どもたちと外へ出ることで、地域の方とも交流ができるし、
ここで保育ママをやっているということを知ってもらうこともできる。
「地域も含めてみんなで子どもたちを見守っていけたら」という熱い想いが伝わってきました。
取材でお邪魔した日は1名欠席だったということもあり、
同伴した私の息子(9ヶ月)も一緒におもちゃで遊ばせてもらいました。
最初は少し距離を置いて、岩﨑ママにべったりだった女の子も、
慣れてくると息子の頭をなでてくれたり、帰りには何度もタッチをしてくれたり。
最後はにこにこお見送りをしてくれました。
「保育ママ」だからこそできること
認可保育園などと違い、直接申込だからこそできる柔軟な対応も保育ママの魅力のひとつです。
例えば、きょうだい一緒に同じところに預けたいとか、
フルタイムではないけれど保育が必要という場合にも相談可能とのこと。
少人数だからこそできることとして、子どもたちそれぞれの○○したいという気持ちに寄り添い、
保護者とは、日々の連絡帳でのやりとりも大切にされてます。
一般的な保育園でも使っている乳幼児向けの連絡帳に、
細やかにその日あった出来事を岩﨑ママが記していました。
家庭と近い環境で
昼食は基本お弁当持参。水筒・おやつ・ミルク・哺乳瓶も持参となるので
自宅で育児をしているのと近い環境で食事をすることができます。
「毎日のお弁当となると、少し構えてしまうママもいるかと思いますが、
毎日のことだからこそ頑張りすぎないで大丈夫ですよ!」
にこにこ明るく、保育ママでありながら、子育ての先輩でもある岩﨑ママ。
子どものことだけではなく、ついいろいろ話を聞いてもらいたくなるママが多いのだそう。
時々笑いを交えながらも、温かくあいづちを打ってくれる姿に
つい頼ってしまうのもわかる気がしました。
最後に、これから仕事に復帰するママたちにメッセージをいただきました。
「とにかく、頑張りすぎないで!
仕事とかいろいろやらなくちゃと思うことはたくさんあるかもしれないけれど、
子どもが大きくなったらやりたい仕事はいくらでもできるようになる。
この小さな時期は今だけ。焦らずに少し気を抜きながら、今を楽しんで!」
保育ママは保育者が少なく、特にいわさき保育ママは保育者が岩﨑ママ1名のみです。
実際に見ていただけると雰囲気もわかると思いますので、まずは見学がおすすめとのこと。
事前にお電話の上、ぜひ足を運んでみてくださいね。
詳細情報
名称 | 家庭福祉員 岩﨑美穗子 |
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地図 | |
住所 | 〒187-0035 東京都小平市小川西町4-17-11 |
電話番号 | 042-409-1015 |
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