
ゲルマニウム温浴でいい汗もかける!体と心をほぐす場所 「のま整骨院」
長引くコロナ禍。ストレスや運動不足ですっきりしない日々が続くと
「あ~温泉にでも行きたい!」という気分にもなりますが、とはいえ……。
そこで!約20分、手足をお湯につけるだけの「有機ゲルマニウム温浴」を体験してきました。
場所は青梅街道駅から徒歩6分、小平市役所からすぐ(徒歩30秒ほど)のところに、2020年秋にオープンした「のま整骨院」。
明るく頼もしい院長・野間純也先生と、素敵な笑顔の受付スタッフ・舞さんが迎えてくれました。
※撮影のため一時的にマスクを外していただきました。
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20分で600kcal消費! 滝のような汗をかいて体がスッキリ!!
ゲルマニウム温浴は、20分で約600kcal消費できるといわれているそう。
なんとエアロビクスなら120分、ランニングなら70分と同じ消費エネルギー!
ダイエット目的や運動不足の方にも人気というのもうなずけます。
冷え性対策にはもちろん、リラックス効果があるので、睡眠の質も改善されるのだとか。
「心臓から遠い手足を温めるので、心肺に負担がかかりません。老若男女問わず、体力に不安がある人も利用できますよ」と野間先生。
通常10分1500円のメニューですが、初回に限り10分500円のワンコイン価格で体験できます!(1日5名限定)
42~43度のお湯に溶け込んでいる有機ゲルマニウムには、体内に大量の酸素を作り出す性質があるそう。手足の皮膚から体内に入った有機ゲルマニウムは、血液を通して全身の細胞に酸素を送り、20時間後から2~3日のうちに体外に排泄されます。このとき、血中の老廃物や有害物質もいっしょに連れ出してくれるのだとか!
「お湯につけるのは手足だけだから、袖や裾をまくればいいや……」なんて思っていると大変なことになります(笑)。
大量の汗をかくので、着替えは必須! Tシャツと短パンは無料でお借りできますが、下着の替えを持っていくのがおすすめ。
温浴前後には必ず、水分摂取を! 冷たいお水と、熱中症対策のタブレットが用意されています。
着替えて水分補給をしたら、足→手の順にそっとお湯に。あったか~い!
おすすめは20分。寒い時期は温まるまでの時間を+1分追加してくれます。
折りたたんだバスタオルを枕にして頭をあずけ、しばし脱力。手足が芯までじんわり温まって気持ちいい♪
……と思ったら8分後くらいから、滝のように汗が吹き出し始めました💦
※撮影中はマスクをしていますが、カーテンで仕切られた個室なので外すことも可能。
顔も汗だくです(笑)。汗ふきシートやメイク落としシートは、女性にはうれしい心遣い!
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慢性的な運動不足、さらに極度の冷え性の私(=筆者)。こんなに汗をかくのは久しぶりです。ほんのり心地よい疲れがあり、いい運動をしたあとのような気分。なんだかとてもスッキリしました。
「この後、20時間後から血中の老廃物が出始めるので、ただお風呂や温泉に入った後とは違いデトックス作用があります。人によってはだるさが出たり、眠くなったりすることもありますよ」と野間先生。
寒い季節にはもちろんですが、これからの季節も薄着や素足で冷房にさらされるなど、体は意外と冷えているもの。いい汗をかいて汗腺の機能を正常にすることで、ベタっとしないサラサラの気持ちのいい汗がかけるようになるそうです。
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そもそも「整骨院」ってどんな場所?
「のま整骨院」は病院ではありません。そもそも「整骨院」とは、街で見かける「整体」や「接骨院」とはどう違うのでしょうか。
●整骨院・接骨院・ほねつぎ
(時代背景により看板の出し方に流行りがあるが、どれも同意)
体の不調や日常生活に支障をきたす筋肉・関節の痛みを施術する場所。
国家資格をもつ柔道整復師が施術をおこない、条件付きで健康保険を使える。●整体
リラクゼーション目的なので、健康保険は使えない。
「のま整骨院」では保険対応の施術だけでなく、自費診療も併設しています。
慢性的な痛みやこりにアプローチする「全身のまメソッド」は、ゲルマニウム温浴の後にも人気のメニュー(初回お試し1000円、通常1回2500円)。
まずは身体の中心となる肩や腰、ふくらはぎの緊張を緩め、さらに気になる部位をプラスできるカスタマイズ施術です。
保険がきかない慢性的な不調や未病にも、柔道整復師である野間先生の知識と技術を使って対応してもらえます。
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野間先生が柔道整復師の道を選んだきっかけは、野球少年時代に遡ります。
「少年野球をやっていたとき、お父さんコーチたちの肩をもんであげると『うまいな!将来いいマッサージ師になるよ』なんて言われて気分をよくしていたんです」
ご自身も野球を高校まで続ける中、冬の練習で肉離れを起こしたり、素振りで腰痛になったりするたび、近所の整骨院にお世話になったとか。
「最初は病院(整形外科)に行ったんですが、シップを貼って終わり。『安静に』と言われても大会を前にはそういうわけにいかない……。整骨院の先生に相談すると、練習に出られるよう、テーピングなどの対策で動けるようにしてくれたんです」
高校卒業後、柔道整復師の国家資格取得を目指して専門学校で学び、品川の由緒ある接骨院で7年間勤務しました。
手技療法で施術する腕を磨く一方、最後はリハビリ中心の分院の店長も経験。フィットネスなどで体を動かすことによる、施術後のフォローや予防医療にも携わりました。
徐々に自分の技術を試したいという気持ちが芽生え、30歳を目前に生まれ育った小平に腰を据えて開業する決意をしました。
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子連れでも安心して利用できる、地域密着型の健康窓口に
「のま整骨院」のお二人には、実はもう一つの顔があります。
数年前から「地域宣伝隊 コダレンジャー」のボランティアスタッフとして活動中。院内にもあちこちにコダレンジャーグッズが飾られています。

通りに面した入口に貼られたコダレンジャーのポスターは、お散歩中の保育園児に大人気!


コダレンジャーのイメージカラーで作った季節折々の折り紙作品は、スタッフ・舞さんの手作り。
「ボランティア活動を通じていろいろな出会いがあったから、ここまでやってこられた」と振り返る野間先生。
患者さんの施術をすることには、これまでの経験から自信があったものの、独立して店づくりとなるとわからないことばかり。経営や契約、場所選び、内装などを相談できる仲間に恵まれ、支えられたといいます。
「心と体は密接に関係しています。地域のみなさんが落ち着ける場所にしたい。ケガはしないに越したことがないので、ケガの施術に限らず、僕が持っている体の知識をお伝えしていきたい」
と意気込みます。
写真左は、小平市在住でパラリンピック代表を目指す障がい者卓球の佐藤泰巳選手のサイン。野間先生は佐藤選手の身体ケアのサポートも行っています。
「のま整骨院」は小さな子連れでも利用OK。子どもがテレビ・DVDを見て過ごせるスペースがあり、スタッフの舞さんは中学生の女の子(なんと双子!)のママでもあるので、ゲルマニウム温浴や施術をしている間、安心して子守りをお願いできます。
遊び心あふれるフエラムネのディスプレイは、ハロウィンのイベントのために手作りしたもの。子どもたちも興味津々。
「ケガや痛みの施術は、早ければ早いほど回復も早いんです。子育て中は疲労がたまり、抱っこで腰痛や肩こりに悩まされますが、それをがまんしてほしくない」と野間先生。
体の不調や痛みは、知識豊富なプロに相談するのがいちばん。スポーツや遊びで子どもがケガをしたときにも頼りになります。
「無料で相談にも応じます。整形外科に行くべきかどうか迷ったら、気軽に相談してください」
詳細情報
名称 | のま整骨院 ホームページ |
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地図 | |
住所 | 〒187-0032 東京都小平市小川町2-1341-1 第2サンライズマリー101 |
電話番号 | 042-349ー8090 |
営業(開業)時間 | 9:30~13:30 15:30~19:30(木曜日20:30) |
休業日 | 日曜日、第1・3月曜日 |
駐車場 | 駐車場(1台)、駐輪場(5台)完備 |
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