花小金井から世界につながるきっかけを!スペイン語教室「hanakoko spanish(ハナココスパニッシュ)」
子どもの習い事、どんなことをやらせたらいいか悩みますよね……。
コロナ禍で遠出しにくい状況が続き、旅行をしたり異文化に触れたりする機会が減ってしまった昨今。近所で外国の言葉や文化を学べたらうれしいですよね。
そんなお悩みに、耳より情報をお届けします!
今回お話を伺ったのは、小平市や西東京市でスペイン語教室やイベント開催などの活動をしている「hanakoko spanish(ハナココスパニッシュ)」のメキシコ出身のエドガル先生と日本人講師のナナコ先生です。お二人はご夫婦で活動されています。
現在は大人向けのスペイン語教室が中心ですが、今後は子ども向けのスペイン語教室や英語教室、メキシコ文化にちなんだイベントなどを開催していく予定です。
「子どもたちに、さまざまな文化や言語に触れる機会をもってほしい」というお二人の思いを、お話していただきました!
◇hanakoko spanish(ハナココスパニッシュ)◇
小平市花小金井にあるメキシコ料理店「Tacos Mercado(タコス メルカド)」を借りてスペイン語教室をスタート。hanakoko spanish(ハナココスパニッシュ)という名前には「花小金井のここから始まるスペイン語教室」、「ココ(ハナコガネイ)が世界とつながるきっかけになって欲しい」そんな思いを込められています。
◎母国メキシコを離れ、日本で暮らすエドガル先生
ーさっそくですがお二人の出会いを教えてください。
《ナナコ先生》 お互いスペインのバルセロナに留学をしていて、そこで出会いました。1年間の留学を経て、その後3年ほど離れて暮らしていたのですが、2019年11月にエドガルが日本に移り住んで、今に至ります。
ーエドガル先生、母国から遠く離れた日本での暮らしに不安はありましたか?
《エドガル先生》 日本の文化が好きで、食べ物も好きなので、不安はありませんでした。なにより、日本は他の国と比べて安全なので、暮らしやすいです。
ー日本で生活してみて驚いたことはありますか?
《エドガル先生》 毎日発見や驚きがあります。些細なことですが、コンビニのアメリカンドッグに付いている、ケチャップとマスタードが一緒に出るしかけに驚きました!手も汚れないし、とても便利ですよね。
《ナナコ先生》 私たち日本人には当たり前のことでも、エドガルが驚いたり感動する場面がよくあるので、とても新鮮です。
ースペイン語教室をはじめたきっかけを教えてください。
《ナナコ先生》 花小金井にある「Tacos Mercado(タコス メルカド)」の吉川店長との出会いがきっかけです。近所にまさかメキシコ料理のお店があると思わず、見つけたときはびっくりしました。
《エドガル先生》 「Tacos Mercado(タコス メルカド)」のスタッフの方にスペイン語レッスンをするようになったのがはじまりです。今も定休日に店舗を借りてレッスンをしています。
◎レッスンの場所と内容が相談できる
ーどんなレッスンをしていますか?
《ナナコ先生》 今は大人のレッスンがほとんどで、テキストも手作りしています。ネイティブと日本人の視点や感覚、両方が合わさっているので、スペイン語習得に役に立つ内容になっています。
《エドガル先生》 子ども向けには花小金井にある「すごしば ハニカム」で「ガル先生と英語で遊ぼう」というプログラムをしています。ガル先生は日本語が話せない設定で接しています。子どもたちは知っている単語をしぼりだしながら、コミュニケーションをとってくれます。
外国人と会話する機会もなかなかないので、異文化に興味を持ってくれるきっかけになればうれしいです。
ーレッスンの場所や時間は決まっていますか?
《ナナコ先生》 小平市や近隣の地域に出張してレッスンをおこなっています。レンタルスペースなどを利用して、生徒さんのご近所で受けられるのが特徴です。
時間帯は既存のレッスン以外で、講師の移動時間も考慮しながらなるべくご希望に沿えるように調整可能です。
◎英語とスペイン語の特徴とおぼえるコツ
ー英語とスペイン語の違いや、おぼえるコツはありますか?
《ナナコ先生》 スペイン語は一見難しそうに思われますが、日本語と似ているところもあるんです。単語の最後が母音で終わるので、日本人にとって英語より聞き取りやすいです。はっきりとした発音が多く、カタカナで書けるようなクリアな発音なので、覚えやすいと思います。
《エドガル先生》 メキシコと言えばディズニー映画の『リメンバー・ミー』をイメージする人が多いですよね。『リメンバー・ミー』はかなりメキシコをじょうずに表現しています。死者の日の祭壇やマリーゴールドで彩られた雰囲気は、母国の人が見ても違和感がないです。
文化やイメージから知っていくと、言葉も覚えやすいと思いますよ。
ー子どものうちから外国語を始めたほうがいのでしょうか?
《ナナコ先生》 幼いうちに外国語を聞くことはとても大事です。子どものうちに発音を覚えておくと、その時に意味はわからなくても、ネイティブの発音が身に付きます。大人になってから勉強しても、耳が覚えているので、聞き分けができるようになります。
《エドガル先生》 いろいろな言語を聞く機会を、子どもたちにもってほしいです。私は映画はほとんど英語音声で聞くぐらい、英語にも慣れ親しんでいます。映画や音楽など好きな分野から語学を始めるのもいいですね。
◎子ども向けレッスンの充実
ーこれからどんな活動をしていきたいですか?
《ナナコ先生》 子どもたちのレッスンをもっと増やしていきたいと思っています。もちろんスペイン語を広めたい思いもありますが、英語でもいいですし、世界に興味を持ってほしいなと思っています。
スペイン語を話せる人は、第二言語も含めて5億人ほどいます。英語とスペイン語を話せたら、ものすごい数の人と話ができます。さらに日本語は話せるわけですから、世界に通用する武器になりますよ!
《エドガル先生》 僕は日本のアニメが好きなので、子どもたちと日本の文化についても話ができるのを楽しみにしています。
ー子ども向けレッスンはどのような内容ですか?
《ナナコ先生》 子どもたちには文法など難しいことではなくて、カードや歌、ゲームなどで遊びながら楽しく外国語に触れてもらうことからはじめたいと思います。
子ども向けのレッスンは集中力が持つ時間を考慮して、年齢ごとにご相談で決められます。
子どもたちにはいろいろな文化に触れながら、広い視野でを持って育ってほしいと思います。そのお手伝いができたらうれしいです!
まずは英語からという方も、スペイン語やメキシコの文化に触れたいという方も、お気軽にお問合せいただきたいです。
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