2022年2月8日
【閉店】憩いの駄菓子屋Cafe「まちかど茶屋」
※2022年12月に閉店しました。
西武多摩湖線・一橋学園駅北口を出て、商店街をずーっと進んでいった最北端にある「Caféまちかど」。
曜日ごとにお店が変わるシェアカフェです。
月曜日は「まちかど茶屋」。(2022年7月28日より木曜日営業にリニューアル)
2021年6月にオープンした、なんと駄菓子のあるカフェです。
お店を開くまで
店主の大石摩耶さんは、「レトロなたまり場」という屋号で駄菓子出店などの活動をしています。
以前は飲食店関係のWebのお仕事をしていましたが、次第に人と関われる仕事、顔の見える仕事がしたいと思うようになっていきました。
以前は飲食店関係のWebのお仕事をしていましたが、次第に人と関われる仕事、顔の見える仕事がしたいと思うようになっていきました。
自分にはどんな活動ができるだろうと模索していた頃、創業支援ゼミに参加。
「駄菓子や昔遊びをコンテンツにしたイベント」の企画をしたところ、案が通り、ゼミで出会ったグループでイベントを開催しました。
これをきっかけに駄菓子屋活動を始めた大石さん。週末を中心に小平市や近隣地域のイベントで出店していました。
そんな矢先、「Caféまちかど」との出会いが。
子どもたちが気軽に立ち寄れる場所が地域に増えてほしいという想いから、「Caféまちかど」での営業を始めました。
店内をのぞいてみると・・・
店内には2人掛けのテーブル席が4卓(椅子の移動可能)。
駄菓子は席からもよく見えるところに並んでいます。
曜日ごとにお店が変わるので、営業日の朝、自宅から駄菓子を持ち込み、並べます。
駄菓子はその都度、発注する種類も変えているそうで、どんな種類が並ぶかはお楽しみ。
イベント出店後の営業日には、ちょっとしたおもちゃがあったりして、縁日気分も味わえます。
私は娘と消しゴムすくいをしてみました!
「子どもがガラス窓越しにお店の中をのぞいて、駄菓子に目を輝かせていて。
声をかけるとお母さんを連れてきて一緒に買い物をしてくれることもありました」
大きなガラス窓の店頭から、駄菓子がよく見えるので、子どもたちの目を惹きつける理由がよくわかります。
駄菓子屋ならではのたこせん!
メニューの中で何より気になったのは、たこせん(200円)。
「たこ焼きをえびせんではさんだおやつ」の実態に私は興味津々。
たこ焼きもえびせんも食べたことはあるけれどそれが一緒になるってどんな感じだろう…?と、そこへたこせん登場!
たこ焼きの上に青のり、ソース、マヨネーズ、かつおぶし、さらにはとろろ昆布がかかっていて、それがえびせんでサンドされていました。
「一緒にパクっと食べてみて」と言われて、かぶりつくと、えびせんのパキパキした食感とたこ焼きのもちっとした食感が合わさって美味しい~!たこ焼きはえびせんとも合うので、あっという間に食べてしまいました。
軽食メニューは他にもホットサンド(200~400円)があります。
お店は大石さん1人で切り盛りしているので、1人でも食事と飲み物をベストなタイミングで出せるものとしてホットサンドをメニューに決めたそうです。
この日はアボカドチキン味とカレーチーズ味の2種。
カレーチーズ味は、ピリリと辛いカレーをチーズがマイルドにしてくれています。
サンドにはサラダやピクルスといった野菜を添えるのも大石さんのこだわりです。
他にも甘いデザート系のホットサンドもあります。
懐かしのメロンソーダ、そして大人も子どもも楽しめる駄菓子パフェ
飲み物には駄菓子屋さんらしい、ラムネやミルメーク、メロンソーダなどもありました。
メロンソーダ(ビッグ500円 ミニ300円)は甘すぎず、アイスクリームと一緒にクリーミーな味わい。
自家製レモンソーダ(400円)のレモンシロップは大石さんの手作り。
酸味と甘味のバランスが絶妙のおいしさでした。輪切りレモンもかわいい。
ホットドリンクにはコーヒー、カフェラテや自家製レモネード(各350円)もあります。
「まちかど茶屋」で出しているコーヒー、カフェラテは、学園西町で営業している「Tomita coffee roastery」の豆を使用。オーダーが入ってから大石さんが挽き、ハンドドリップで淹れてくださいます。
そしてデザートの駄菓子パフェ(350円)。
これはオーダーすると器にバニラアイスクリームだけがのってやってきます。
なんと、駄菓子コーナーから好きな駄菓子4種類を選んで(除外品あり)トッピングして食べられるんです!
「甘い系のトッピングを選ぶ子もいれば、しょっぱい系をのせる子もいるし、さまざまです。家ではえぇ~?!と言われちゃいそうなこともここでは許される。そんなパフェなんです」
娘も挑戦です。
まずはお買い物から。
娘も甘いアイスクリームにうまい棒という甘辛トッピングをチョイス。
そして出来上がったパフェ。
選ぶ楽しさ、トッピングする楽しさ、そして食べる美味しさと三拍子そろったパフェに大満足でした。
大人も子どもも長居して過ごせる交流の場
お店の看板やロゴは大石さんの友人のイラストレーターさんが書いてくれたそうです。
大石さんの大好きなネコちゃんは、チラシやホットサンドの袋などにも登場♪
「大人はコーヒーなどの飲み物で、子どもはラムネや駄菓子などで楽しめます。まちかど茶屋は大人も子どもも長居して過ごしてもらえる場所でありたいです。
そして、家族以外の大人と子どもの交流の場にもなってほしいです」
そう語ってくださった大石さん。
「まちかど茶屋」は大石さんの素敵なお人柄に引き寄せられて大人も子どもも集まる、そんなほっこりあたたかいお店です。
★Take out 可
★駄菓子のみの購入 可
★ベビーカー 可
※営業時間は変更になる場合があります。最新の情報はSNSでご確認ください。
詳細情報
名称 | レトロなたまり場【まちかど茶屋】 |
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地図 | |
住所 | 〒187-0043 東京都小平市学園東町1丁目16−2 Caféまちかど |
営業(開業)時間 | 毎週木曜日11:30~17:30(変更あり) |
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