タンポポ保育園【認証保育所】
陽の当たる保育園
バス通りから少し内側に入ったところ。
一橋学園駅のホーム中央からまっすぐのびる通り沿い、住宅街にある明るい一軒家風の建物。
陽の当たる保育園…それがタンポポ保育園です。
看板にはカラフルな手形がいっぱい。玄関を入ると、光と風をテーマにデザインされた
天井の高い保育室。とても明るい温かな雰囲気です。
床は2018年に一部張り替えたばかりで、床暖房も入っています。
一橋学園駅から徒歩3分というアクセスの良さもあり、
小平市に限らず近隣の市から通う園児さんも。
保育園のすぐ近くにはコインパーキングもあり、送迎がしやすい印象を持ちました。
1974年からこの場所で開園しているタンポポ保育園は、
2008年に建築基準法に基づいてほぼ新築さながらの建て替えをしたとのこと。
子どもたちが使いやすい工夫がいたるところに感じられました。
「建替え時に通りかかった卒園生が『タンポポ保育園がなくなっちゃう!』
と心配してくれて、お母さんに報告していたんですよ。
それだけ保育園での思い出を大事にしてくれていたのがうれしくて…」
と話してくれたのは園長の高橋先生。
園長になる前から、この保育園で長年勤務してきたベテランです。
『子どもを中心に家庭と保育園とが手をつないでの共育ちを大切に』
をモットーに、しっかりと園と家庭とがコミュニケーションをとり、
子どもたちにとって心地よい環境づくりを心掛けているそうです。
「私たちは命を預かっています」
病院ではないけれど、命を預かっているという点では同じと語る園長。
タンポポ保育園では保育者全員が上級救命講習を受講済み。
また高橋園長は応急手当普及員としても活動しています。
万が一のことがないのが一番ではあるけれど、
専門知識を持っている保育士さんが身近にいるというのは安心ですよね。
アレルギーの対応も個別に行っています。
身体をつくるということ
タンポポ保育園では0・1・2歳児は基本となる「身体をつくる」
というところを大切にしています。
お天気のいい日は外遊びや散歩。商店街や近くの公園に行ったり、電車を見たり。
夏にはテラスで水遊びをしています。
思いっきり身体を動かした後は、園内調理の給食が待っています。
その日のメニューはお迎えの時に見ることができますが、
毎日お迎えに来られない保護者にも見てもらえたらと、ブログでの紹介をはじめたそう。
そしてお昼寝も身体をつくるのに大事なポイント。
タンポポ保育園では、メインの保育室のとなりにある和室で(0歳は別部屋の畳スペースで)
お昼寝ができます。
自分たちで育てて食べる食育
毎年何を育てるか相談し、プチトマトやきゅうり、ピーマンなど
プランターでいろいろな野菜を育てているとのこと。
お水をあげて、観察をして…収穫した野菜は調理してもらい給食に。
自分たちの育てた野菜を「食べる」までを経験することができます。
その他、保育園で育てているいちご狩りをしたり、
スイカ割りでは丸のままのスイカをみんなで持ってみたり、
体験を通して学ぶということを大切にしているのが伝わってきました。
「子どもたちは子どもたちの中で成長します」
はじめてわが子を預けるとき、どこかで自問自答をしているママも多いのではないでしょうか。
こんなに小さなうちから預けて、何のために仕事をしているのだろう…と。
発熱で呼び出しがある度に、このままでいいのかな?…と。
そんな不安を抱えるママたちに、保育園に預けるメリットを教えてくださいました。
「ご家庭ではなかなか経験できない、
○○ちゃんがごはんをぴかぴかに食べていたから、自分もぴかぴかにしたい!と、
苦手な食べ物を食べられたりすることも多くみられます」
同じ保育園に通わせるママ同士は同じ悩みを抱える仲間。もしくは先輩。
核家族が増えている昨今、こういった他のママたちからの声掛けや、
目をかけてくれる存在が心強かったりしますよね。
最後にママたちへのメッセージをお願いしました。
「もっと私たちに甘えてくださいね!子どもたちが最初は泣いてしまっても、
いずれ保育園で過ごす時間を楽しんでいくようになるから大丈夫!」
取材が終わり、帰るときにちょうどお散歩から帰ってきた0歳児さんたちが
笑顔で見送ってくれました。温かな雰囲気のタンポポ保育園。
気になる方はぜひ一度見学に訪れてみてくださいね。
詳細情報
名称 | タンポポ保育園 ホームページ |
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地図 | |
住所 | 〒187-0043 東京都小平市学園東町1-2-20 |
電話番号 | 042-343-8205 |
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