たかの街道沿いのマンションの１Fにある、赤い屋根が目印のお店。
入口にたくさんのお花があるケーキ屋さんが「パティスリー かしの木」です。
創業35年。自分たちの目の届く範囲で営業をしたいと、店舗はここだけ。
オーナーシェフの石留健太さんと、パティシエでもある奥様の清子さんが笑顔で出迎えてくれました。

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迷う楽しみがいっぱい！こだわりの洋菓子

店内に入ると、ケーキやプリン、マカロンなどがきれいに並んでいるショーケースが目に入ります。
オーダーを受けてからクリームを詰める人気のシュークリームのコーナー
コダイラブランドにも認定されている「小平まちめぐり」の焼き菓子など思わずときめいてしまう空間が迎えてくれます。
その奥には喫茶スペースもあり、店内でケーキやお菓子を食べることができます。

ショーケース内は定番から季節のケーキまで、どれも魅力的で迷ってしまいます。
ケーキに使用するクリームは4種類を使い分けるこだわり。
「食べ続けてもくどくないケーキ」を心掛けているそうです。

   
オーナーシェフのオススメは定番商品の「こもれびの丘」（写真左）
アーモンドミルクチョコのムースといちごのジュレのケーキは濃厚で、コーヒーとの相性もばっちり！

奥様のオススメは季節商品の「そよ風にのって」（写真右）
カシスのムースとマロングラッセのケーキでデザインも素敵。女性に人気があるそうです。

みんなに成長を見守られて育った、小さな店員さんにもオススメを教えてもらいました。
一番のオススメはキャラメル。ケーキのオススメは？と聞くと、
あれもこれも…どれも好きなんだけど…と迷った結果「ザッハトルテ」（写真右）
追加で生クリームをトッピングすることもできるそう。

早速オーダーしていただくと…１つのケーキなのに２度おいしい！体験をさせてもらいました。

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子どもにも手土産にも人気！小平産烏骨鶏卵を使ったプリンも

プリンや生キャラメル、生チョコ、マカロンなどもラインナップ。
バレンタインシーズンなどはずらりとショコラが並ぶそうですよ。

特にプリンは、お子様にも人気だそうです。
この日は定番の小平プリンの他に、烏骨鶏プリンと黒ゴマプリンが並んでいました。
烏骨鶏プリンに使われている卵も小平産だそうです！

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みんなと同じものを食べられる喜びを…アレルギー対応も

保育園などにおやつを納品していることもあり、アレルギー対応のケーキやクッキーもあります。

卵不使用のクッキーは全部で４種類。
九道の辻公園（フランボワーズクッキー）・きりかぶクッキー（ゴマ・ブルーベリー・バニラ＆ココア）はざくざくとした食べ応えで、言われなければ卵不使用ということに気が付かないくらいでした。
これなら、小さな子どものいるご家庭へのギフトにもいいですね。

デコレーションケーキでもアレルギー対応ができます！
10日前までのオーダーにはなりますが、通常のデコレーションケーキに+500円（５号サイズの場合）で卵・小麦不使用のスポンジに変更可能です。
また、牛乳から豆乳への変更も+200円で対応可能。
アレルギーがあっても、みんなと同じものを食べたいという願いをかなえてくれるケーキ屋さんです。

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もっと小さな子連れママにも気軽に来てほしい！

8年前、奥様の妊娠をきっかけに、お店のトイレもリフォーム。
元々は和式トイレと洗面所だったスペースをつなげ、おむつ替えシートも設置しました。
小さな赤ちゃんには、ご希望があれば娘さんが使っていたクーファン（かご）も貸出可能。
もちろん、ベビーカーでの利用も大歓迎だそう。

キッズドリンクのメニューやカフェインレスコーヒーなども今後メニューに追加を検討しています。取材時はキッズドリンクの試作品を見せてもらいました。

出産された後は、赤ちゃんをおんぶして店頭に立っていたという奥様。
喫茶スペースで娘さんをお昼寝させることもあったそう。
常連のお客様にとっても、お店に赤ちゃんや子どもがいるという風景は日常のこと。

「一緒に見守ってくださるあったかい人が多いんです」
アルバイトの面接をするときにも、必ず「子どもは好きですか？」と質問をするとあって、スタッフも子ども好きな方ばかり。
ベビーカーでの入店も可能。必要な時はお手伝いしてくださるそうなので、お気軽に声をかけてくださいね。

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自分たちの手で少しずつ

オーナーシェフの健太さんはお父様からお店を引き継いだ２代目。
娘さんが小学生になり、少し時間にゆとりができたので、
今後はお店の魅力を少しずつ発信していけたらと、奥様がInstagramもはじめました。
家族ぐるみでお付き合いのある工務店にお願いして、喫茶スペースもリニューアル。娘さんも床の張り替えを手伝ったそう。「温もり」があふれていました。

天井の飾りも自分たちの手で！ナチュラルでおしゃれな雰囲気です。

「今度はお店の前のスペースを何かしたいなと思っていて」と、とても楽しそうにお話を聞かせてくれました。

「喫茶スペースを使って、ちょっとしたイベントもやっていきたいな。ハンドメイド系のワークショップとか、自分も習ってみたいんですよね」

ニコニコと楽しそうに話してくれた奥様の頭の中には、もっと楽しそうな計画が詰まっていそうでした。

これからのますますの進化が楽しみなお店です。

オーナーシェフが手にしているのが、１日200個限定・かしの木名物「万平シュー」。 このパイクッキーのシュー生地に、カスタードクリームをたっぷり詰めます。 小平産和栗使用のクリームを詰めた「小平和栗シュー」は、小平グルメコンテストで２年連続グランプリ受賞！ （和栗の旬の時期、産業まつりでの限定販売。通常販売は行っていません）