プレイセンターなかまっち
娘が幼稚園に入る前は、日に2度、近所の公園に出かけていました。
「いくつですか?」「なまえは?」
行くたびに出会う人が違うので、毎回同じ質問を繰り返します。
「あれ…この子初めてかな?」
「この間名前を聞いたけど…なんだっけ?」
心の中ではドキドキ。それだけで疲れが倍増です。
そんな時に目に留まったのが「プレイセンターなかまっち」のチラシでした。
旧仲町公民館での活動とのことで、さっそく見学に。
一般的な子育てサークルとの違いは2つ、
「プレイセンター」というニュージーランドの子育てプログラムを採用していて、
スーパーバイザーという資格を持ったリーダーが常駐していること。
そして、月に1回公民館の保育を利用して、お母さん同士プレイセンターのテキストで学ぶことでした。
広い和室にたくさんのおもちゃ。思い思いに遊ぶ子どもたち。
いい環境だな、と感じて入会を決めました。
プレイセンターについて
「プレイセンターとは、子どもが自分で選ぶ遊びを通して学ぶ場である」という考えで、
大人は子どものペースや意見を尊重しつつ、一緒に準備や片づけをします。
基本的に自由ですが、もちろん、暴力や破壊行為は禁止。
他人の子も自分の子も同じように注意をします。
ですが、少々のいさかいは、大人が行方を見守り解決を促します。
公園などでは、初対面の子どもも多く、
おもちゃの取り合いなど、トラブルは大人が未然に防いでいましたが、
ここでは双方が納得できるまで大人が付き合います。
一人っ子の娘は、とことんけんかをした事がなかったので、とても貴重な体験でした。
会員制で、毎回決まった友達と遊ぶので、親子ともに落ち着いてじっくり楽しめました。
プレイセンター「なかまっち」は、どんなことをするの?
娘はもう卒業していますが、公民館の移転に伴い
二葉むさしが丘学園の体育館で活動をしている
現在の「なかまっち」を取材してきました。
この日は0歳、2歳、3歳の男の子、3歳の女の子の4人の参加でした。
スーパーバイザーの「あきちゃん」こと小林章子さん。
ご自身もプレイセンターで子育てされ、よさを実感。
資格を取得し、今に至っています。母親の悩みに寄り添い、
子どもたちをあたたかいまなざしで見守ります。
家ではなかなかできない、大きい紙いっぱいにお絵かき!
ブロックや木のおもちゃ。ボールもあります。
新聞のボールは当たっても痛くない。
小麦粘土は、小麦粉を練って、色をつけたもの。
小さい子が口に入れても安心。
お母さんたちが準備します。
段ボールのお手製遊具。
ジャングルジムのように登ったり
おうちになったりします。
最後に輪になっての手遊びは、定番。少し落ち着いてから帰ります。
和室から体育館に変更があったものの、自由な雰囲気は当時のまま。
安心しました。
「なかまっち」参加者の声
0歳、3歳の男の子のお母さん、Eちゃんに話を伺いました。
◆なかまっちを選んだポイントは?
慣れない場所だとじっとしている長男が
最初から楽しそうにハイハイしたので、入会を即決。
◆入ってよかったことは?
毎回同じメンバーで遊ぶので、我が子の成長も他人の子の成長も皆で分かち合えること。
先輩ママからちょっとした悩みに貴重なアドバイスをもらえること。
食事のこと、おむつのこと、お友達とのこと。
いろいろ悩みはつきませんが、
人の話を聞いたり、先輩ママと話をするだけで
ラクになることありますよね。
幼稚園に入るまでは、毎日毎日子どもと過ごします。
今日はどこの公園に行こうかな?と悩む日々も、
振り返るとあっという間です。
せっかく一緒に過ごすなら、子どもに向き合って、親子で成長したい…
プレイセンターなかまっち、
メンバーを変えて今なお続いています。
なかまちテラスでの保育の定員の関係上、
すぐに入会できない場合もありますが、
興味がある方はぜひ見学してみてはいかがでしょうか?
詳細情報
名称 | プレイセンターなかまっち 会場:二葉むさしが丘学園 ホームページ メール |
---|---|
地図 | |
住所 | 〒187-0011 小平市鈴木町1-62-1 |
営業(開業)時間 | 月3回 木曜日 10:00~12:00 |
駐車場 | 二葉むさしが丘学園 なかまちテラスともに駐車場有 |
このサイトの記事は、研修を受けた子育て中の市民編集委員が、市民目線で取材をして作成しています。市民ならではの新鮮な情報をお届けしたいという趣旨のもと、基本的には編集委員の作成した記事に大きな変更を加えず掲載しています。記事内容については、編集委員の主観が入っている場合もあります。また、記事の情報は取材時点のものです。あらかじめご了承ください。